株式会社リアルスタイル Real Styleのやるだけでグングン上達!~「縦振り式」練習ドリル~ 効果についてレビュー
やるだけでグングン上達!~「縦振り式」練習ドリル~の
株式会社リアルスタイル Real Styleさんがネット掲示板で
かなり話題になってるみたいだよ。
あの掲示板でもスレも何個か立ってるみたい
出典元:(女子SPA!)
【カレー沢薫の「ひきこもりグルメ紀行」Vol.31滋賀県「藏尾ポーク」】
今回のテーマだが「とてつもなく立派な豚肉」が届いた。まるで高級牛肉のように霜降りの入った厚切りの豚ロースである。
この時点で「優勝」は決まったようなものだが、今後の展開で「予選リーグ敗退」になりかねない。何故なら「調理の必要がある」からだ。
豚肉というのは、どれだけ高級品でも「まずは素材そのままを塩でどうぞ」というしゃらくさい食い方は許されない。つまり生で食ってはならぬのだ。
◆肉を見た瞬間「トンカツ」だな、と思ってしまった
もちろんこの肉の佇(たたず)まいから、「ちゃんと火を通すことができれば優勝」、「名前が書ければ合格」というZランク高校の入試級の約束された勝利を感じる。
しかし私はこの肉を見た瞬間「トンカツ」だな、と思ってしまった。
やはり絶対美味い豚肉なら、個人的に最も美味いと感じる豚肉料理にして食うべきだろう。
ただ、私は正直言って料理が下手なのだ。それもセンスがないとかではなく理由がわかっている下手さなのだ。
まずレシピ通り作らない、完全に無視するわけではないが「めんどくせえな」と思うものは平気で1,2手順飛ばす、また材料も揃えない。「これはなくても大勢に影響はない」と己が判断したものはないままで作ろうとする。
そして時間が守れない。「火が通ってから」とか「油が熱し終わってから」とか言うのを待てずに次々に工程を進めるし、逆に待ちすぎて、具材を1つ2つ液状化させるのは日常茶飯事だ。
◆「これは油で揚げないと天罰が下る」クラスの肉だった
特に揚げ物というのは料理の中でも難しい。外側だけ焦げて中身はレアとか、全体的に消し炭ということが起こりがちだ。
そして料理の下手な奴の特徴は「作ったものが不味い」だけではない。「料理した跡がハチャメチャ」なのだ。特に揚げ物はハチャトゥリアン度が高い。よってうちでは潔く「揚げ物はしない」という方針を取っており、とんかつなどは、油を使わない「エアフライアー」というしゃらくさい器具で作っている。
しかし、うちにも天ぷら鍋はある。「これは油で揚げないと天罰が下る」というものが来た時用だ。
そして今回の肉は確実に「天罰級」だった。よって久々に天ぷら鍋を出し、トンカツを作った。
このロース肉は非常に立派なため、うちにある鍋では1枚づつしか揚げることができない。そして非常に厚いため、気をつけないと「生焼け」もあり得る。牛なら「レア」で押し通せるが豚だとそうはいかない。
結果、上手く出来たとは言い難いが、落雷が落ちてこない程度のトンカツができた。
◆「藏尾ポーク」のポテンシャルがすごい
このトンカツだが、控えめに言って死ぬほどおいしかった。
肉がすごく柔らかく脂身まで美味い。出来たトンカツはいつも食べている物にくらべかなりの「巨大」で、「食べきれるのか」と思ったが杞憂も良いところで、瞬殺であり家族にも大好評だった。私が作ったものが大好評など、5年に1回ぐらいしかない。そのぐらい豚のポテンシャルがすごい。
その後で、担当から送られてきた、今回のテーマである「藏尾ポーク」に関する資料に目を通したのだが、結論を言うと「これを読んだのが食った後で良かった」だ。
◆良い物を食った分だけ美味しくなってくださるおピッグ様は尊い
その資料には、藏尾ポークがいかに豚に対しこだわりと愛情をもって飼育しているかがつづられていた。
何と飼料にバームクーヘンを使用しているのだそうだ。明らかに私より良いものを食っている。だが仮に私が同じものを食ってもただの肥満中年になるだけだろう。良い物を食った分だけ美味しくなってくださるおピッグ様は尊い。
他にも、飼育環境は常に清潔、温度管理も常にされており、飲ませる水もマイナスイオン水だという。そして毎日飼育員により1匹1匹体調を管理されているのだ。
あまりにも豚に愛情を注ぐので藏尾ポークは「どうせ肉にするために育てているのに……」と疑問を持たれることさえあるという。
確かに私のような「食うだけ」の人間は、生き物の命を食っているという感覚が希薄なので、資料に乗っている飼育員の方が子豚を抱いている写真を見ただけで「こ、この子豚ちゃんを……?」と思ってしまう。
だが蔵尾ポークは「だからこそ美味しいと言ってもらえるように育てたい」という信念でやっているという。
そしてその通りに私はこの豚肉を「メチャクチャ美味い」と思ったわけである、藏尾ポークが豚に注いだ愛情はメチャクチャ美味い豚肉として我々に届いているのだ。
◆トンカツは「IQ2」ぐらいで食べるのが一番美味い
非常に感銘を受ける話だったのだが、それでも食う前に読まなくて良かった。
トンカツというのは、「IQ2」ぐらいで食べるのが一番美味いからだ。
命をいただいているということを忘れてはならないが、美味いトンカツを目の前にして「これは尊い命……」と神妙なツラをして食べるのは「美味しく食べて欲しい」という藏尾ポークの願いをかえって無下にする結果になってしまっている。
よって、豚肉の背景とか一切考えず、偏差値0.2のままトンカツにし「うめー!」以外語彙が消失した状態で食べきれて本当に幸運だった。
そして食べ終わった今、おピッグ様と、藏尾ポークの方々に改めて感謝である。
<文・イラスト/カレー沢薫>
【カレー沢薫】
かれーざわ・かおる
1982年生まれ。漫画家・コラムニスト。2009年に『クレムリン』で漫画家デビュー。主な漫画作品に、『ヤリへん』『やわらかい。課長 起田総司』、コラム集に『負ける技術』『ブスの本懐』『やらない理由』などがある
どこまで信じればいいかが難しいな・・・
やってもいないのに
レビューしてる人もいるだろうしね。
効果についてのレビューは、悪評はないみたい。
ほとんどが【怪しい】と考えてることが
前提の推測ばかり。
ただネットの商品って
詐欺が多いって聞くし
購入して、始めてみたいけど・・・
本当に悩むなー。
コメントを投稿するにはログインしてください。