記事一覧
00051 ある所の歌合せに梅をよめる 大中臣能宣朝臣
【歌】梅の花匂ふあたりの夕暮はあやなく人にあやまたれつつうめのはなにほふあたりのゆふぐれはあやなくひとにあやまたれつつ【通釈】梅の花の香りが匂う夕暮れは人がつけ ...
2022/11/13
00034 題しらず 大中臣能宣朝臣
【歌】しら雪のまだ古里の春日野にいざ打ち払ひ若菜摘みみ(てイ)むしらゆきのまだふるさとのかすがのにいざうちはらひわかなつみみむ【通釈】白雪がまだ降っている古里の ...
2022/10/18
00019 鶯を詠み侍りける 大中臣能宣朝臣
【歌】山たかみ雪ふるすより鶯のいづるはつ音はけふぞ聞きつる(なくなるイ)やまたかみゆきふるすよりうぐひすのいづるはつねはけふそききつる【通釈】山が高いので雪が降 ...
2022/10/04
00009 天暦三年太政大臣の七十賀し侍りける屏風によめる 大中臣能宣朝臣
【歌】たづのすむ澤べの芦の下根とけ汀萌出づる春はきにけりたつのすむさはへのあしのしたねとけみきはもえいつるはるはきにけり【通釈】鶴が住んでいる澤辺に生えている葦 ...
2022/10/01