記事一覧
00062 題しらず 大江嘉言
【歌】我宿にうゑぬ計りぞ梅の花主人なりともかばかりぞ見むわがやどにうゑぬばかりぞうめのはなあるじなりともかばかりぞみむ【通釈】我が家に植えていないという程度の話 ...
2022/11/25
00057 和泉式部
【歌】春は唯我が宿にのみ梅さかば枯れにし人も見にときなましはるはただわがやどにのみうめさかばかれにしひともみにときなまし【通釈】春に我が家にだけ梅が咲くとしたら ...
2022/11/19
00053 題しらず 大江嘉言
【歌】梅の香を夜はの嵐の吹溜めて槇の板戸のあくるまちけりうめのかをよはのあらしのふきためてまきのいたどのあくるまちけり【通釈】梅の香を夜の嵐が吹き溜めていて槇の ...
2022/11/15
00048 題しらず 和泉式部
【歌】秋までの命(あはれイ)もしらず春の野に萩の古枝(ねイ)をやくとき(やイ)くかなあきまでのいのちもしらずはるののにはぎのふるえをやくときくかな【通釈】秋まで ...
2022/11/10