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00004 春たつ日よみ侍りける 橘俊綱朝臣
【歌】逢坂の関をや春も越えつらむ音羽の山の今朝はかすめるあふさかのせきをやはるもこえつらむおとはのやまのけさはかすめる【通釈】逢坂の関を春は越えたのだろうか音羽 ...
2022/09/29
00003 春は東より来るというふ心を詠みはべりける 源師賢朝臣
【歌】東路は勿来の関もあるものをいかでか春のこえてきつらむあつまちはなこそのせきもあるものをいかてかはるのこえてきつらむ【通釈】東路は(来るなという)勿来の関も ...
2022/09/29
00002 みちのくにて侍りける時春たつ日よみ侍りける 光朝法師母
【歌】出でて見よ今は霞も立ちぬらん春は此れより明く(すくイ)とこそきけいててみよいまはかすみもたちぬらむはるはこれよりあくとこそきけ【通釈】外に出て見てごらんな ...
2022/09/29
00001正月一日詠みはべりける 小大君
【歌】いかにねて起くる朝にいふことそ昨日を去年とけふを今年といかにねておくるあしたにいふことそきのふをこそとけふをことしと【通釈】どうやって寝て起きた朝に言うこ ...
2022/09/29