記事一覧
- 00060 梅の花を折りてよみ侍りける 素意法師- 【歌】梅がえを折ればつづれる衣手に思もかけぬ移り香ぞするうめがえををればつづれるころもでにおもひもかけぬうつりがぞする【通釈】梅の枝を折ると継ぎ合わせた粗末な衣 ... - 2022/11/23 
- 00059 春風夜芳といふ心を読める 藤原顕綱朝臣- 【歌】梅の花かばかり匂う春の夜の闇は風こそ嬉しかりけれうめのはなかばかりにほふはるのよのやみはかぜこそうれしかりけれ【通釈】梅の花の香ばかりがこれほど匂う春の夜 ... - 2022/11/22 
- 00058 山家梅花をよめる 賀茂成助- 【歌】うめの花垣根ににほふ山ざとはゆきかふ人の心をぞ見るうめのはなかきねににほふやまざとはゆきかふひとのこころをぞみる【通釈】梅の花が垣根に匂っている山里は行き ... - 2022/11/20 
- 00057 和泉式部- 【歌】春は唯我が宿にのみ梅さかば枯れにし人も見にときなましはるはただわがやどにのみうめさかばかれにしひともみにときなまし【通釈】春に我が家にだけ梅が咲くとしたら ... - 2022/11/19