記事一覧
00057 和泉式部
【歌】春は唯我が宿にのみ梅さかば枯れにし人も見にときなましはるはただわがやどにのみうめさかばかれにしひともみにときなまし【通釈】春に我が家にだけ梅が咲くとしたら ...
2022/11/19
00056 題しらず 前大納言公任
【歌】我が宿の梅のさかりにくる人は驚くばかり袖ぞにほへるわかやどのうめのさかりにくるひとはおどろくばかりそでぞにほへる【通釈】我が家の梅の盛りにやってくる人はは ...
2022/11/19
00055 山里に住侍りける頃梅花を詠める 讀人しらず
【歌】我がやどの垣根の梅の移り香に獨ねもせぬ心地こそすれわかやどのかきねのうめのうつりがにひとりねもせぬここちこそすれ【通釈】我が家の垣根の梅の移り香のために独 ...
2022/11/17
00054 村上の御時御前の紅梅を女蔵人どもによませさせたまひけるにかはりてよめる 清原元輔
【歌】梅の花香はことごとに匂はねど薄くこくこそ色は咲きけれうめのはなかはことごとににほはねどうすくこくこそいろはさきけれ【通釈】梅の花は香はそれぞれ異なって匂う ...
2022/11/16