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00014 鷹司どのの七十賀の月次の屏風に臨時に客の来る所をよめる 赤染衛門
【歌】紫の袖をかさね(つらねイ)てきたるかな春たつことはこれぞ嬉しきむらさきのそでをかさねてきたるかなはるたつことはこれぞうれしき【通釈】臨時のお客様が紫の袖を ...
2022/10/03
00013 和泉式部
【歌】春霞たつやおそきと山がはの岩まをくぐるおと聞ゆなりはるかすみたつやおそきとやまかはのいはまをくくるおときこゆなり【通釈】春霞が立つのが遅いと山の川の岩の間 ...
2022/10/02
00012 題しらず 藤原隆経朝臣
【歌】春毎に野べのけしきの変らぬは同じ霞や立ちかへるらむはることにのへのけしきのかはらぬはおなしかすみやたちかへるらむ【通釈】春が来るたびに野辺の景色が変わらな ...
2022/10/02
00011 花山院の歌合に霞をよみ侍りける 藤原長能
【歌】谷川の氷もいまだきえあへぬに峯の霞はたなびきにけりたにかはのこほりもいまたきえあへぬにみねのかすみはたなひきにけり【通釈】谷川の氷も未だにすっかり消えきっ ...
2022/10/02