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00045 春の駒をよめる 権僧正静円
【歌】粟津野のすぐろの薄角ぐめ(ほのめけイ)ば冬立ちなづむ駒ぞいばゆるあはつののすぐろのすすきつのぐめはふゆたちなづむこまぞいはゆる【通釈】粟津野の焼け焦げた野 ...
2022/11/08
00044 題しらず 読人しらず
【歌】難波潟浦ふく風に浪たてばつのぐむ芦のみえみ見えずみなにはがたうらふくかぜになみたてばつのぐむあしのみえみみえずみ【通釈】難波潟の浦を吹く風に浪が立つと角の ...
2022/11/04
00043 正月ばかりに津の国に侍りける頃人の許にいひつかはしける 能因法師
【歌】心あらむ人にみせばや津の国の難波わたりの春の景色をこころあらむひとにみせばやつのくにのなにはわたりのはるのけしきを【通釈】風流が分かる人に見せてあげたいも ...
2022/10/27
00042 題しらず 曾禰好忠
【歌】み島江につのぐみ渡る芦の根の一よの程に春めきにけりみしまえにつのぐみわたるあしのねのひとよのほどにはるめきにけり【通釈】三島江に一面にわたって芽ぐむ芦の根 ...
2022/10/26