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00041 春難波と言うところに網引くをみて詠み侍りける 藤原節信
【歌】遥々と八重の潮路におくあみをたなびく物は霞なりけりはるばるとやへのしほぢにおくあみをたなびくものはかすみなりけり【通釈】遥々ととても長い海路に置いた網を引 ...
2022/10/25
00040 題しらず 選子内親王
【歌】春はまづ霞にまがふ山里をたちよりてとふ人のなきかなはるはまづかすみにまがふやまさとをたちよりてとふひとのなきかな【通釈】春には最初に霞に紛れてしまう山里に ...
2022/10/23
00039 能因法師
【歌】よそにてぞ(はイ)霞たなびくふる里の都の春はみるべかりけるよそにてぞかすみたなびくふるさとのみやこのはるはみるべかりける【通釈】遠く離れたところから霞がた ...
2022/10/22
00038 長楽寺にて故郷の霞といふ心を詠み侍りける 大江正言
【歌】山たかみ都の春を見わたせばただひとむらの霞なりけりやまたかみみやこのはるをみわたせばただひとむらのかすみなりけり【通釈】(長楽寺のある辺りは)山が高いので ...
2022/10/22