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00041 春難波と言うところに網引くをみて詠み侍りける 藤原節信

巻一・春上

【歌】

遥々と八重の潮路におくあみをたなびく物は霞なりけり

はるばるとやへのしほぢにおくあみをたなびくものはかすみなりけり

 

 

【通釈】

遥々ととても長い海路に置いた網を引いてたなびいているのは霞なんだなぁ

 

 

【作者】

藤原節信(ふじわらときのぶ)

能因法師とも親交のあったと言われる官吏。

 

 

【感想・その他】

「八重の潮路」とても長い海路。とても長い潮流。

「あみをたなびく」ひくは網を引くとたなびく霞を掛けたしゃれた趣向。

 

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