00015 春臨時客をよめる 小弁

巻一・春上

【歌】

むれてくる大宮人は春をへて変わらずながら珍らしきかな

むれてくるおほみやびとははるをへてかはらずながらめづらしきかな

 

 

【通釈】

群れてやってくる大宮人は何回の春を経ても変わらないけれど素晴らしいものだなぁ

 

 

【作者】

小弁

後朱雀天皇の皇女祐子内親王に仕えた歌人。

 

 

【感想・その他】

「臨時客」は00014の歌参照。

「大宮人」は宮中に使える人、殿上人。

「めづらし」は素晴らしい、愛すべきと言う意味。見慣れない、新鮮だ、目新しいという意味でも使われるがここでは素晴らしいの意味と解釈。

 

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