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00024 小野宮太政大臣の家に子日しはべりけるに詠み侍りける 清原元輔

巻一・春上

【歌】

千年へむ宿の子日の松をこそよその例に引かむとすらめ

ちとせへむやどのねのひのまつをこそよそのためしにひかむとすらめ

 

 

【通釈】

千年を経るというこの家の子日の松を他の家も繁栄の前例として引こうとするだろう

 

 

【作者】

清原元輔

三十六歌仙の一人

梨壺の五人の一人で後選和歌集の選者の一人

清少納言の父親

百人一首四十二番「ちぎりきなかたみに袖をしぼりつつ末の松山浪こさじとは」の作者

 

 

【感想・その他】

「小野宮太政大臣」関白太政大臣藤原実頼のこと。小野宮と呼ばれた惟喬親王が住んでいたために小野宮と名前の付いた邸宅を関白太政大臣藤原実頼が住まいにしたためこう呼ばれるようになった。

「子日の松」正月初めての子(ね)の日に千年の寿命を祈って若い小松を引き抜いた行事。

「引かむ」例に引くと松を引くを掛けている

 

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