記事一覧
- 00020 正月二日逢坂にて鶯の声を聞きてよみ侍りける 源兼隆(澄イ)- 【歌】古里へ行く人あらばことづてむけふ鶯のはつねききつとふるさとへゆくひとあらばことづてむけふうぐひすのはつねききつと【通釈】古里に行く人がいれば言づけを取り次 ... - 2022/10/04 
- 00019 鶯を詠み侍りける 大中臣能宣朝臣- 【歌】山たかみ雪ふるすより鶯のいづるはつ音はけふぞ聞きつる(なくなるイ)やまたかみゆきふるすよりうぐひすのいづるはつねはけふそききつる【通釈】山が高いので雪が降 ... - 2022/10/04 
- 00018 民部卿泰憲近江守に侍りける時三井寺にて歌合せし侍りけるによめる 読人しらず- 【歌】春立ちてふるしら雪を鶯の花ちりぬとやいそぎいづらむはるたちてふるしらゆきをうぐひすのはなちりぬとやいそぎいづらむ【通釈】春になって降る雪を鶯が見て花が散っ ... - 2022/10/03 
- 00017 おなじ屏風に大饗のかたかきたる所をよみ侍りける 入道前太政大臣- 【歌】君ませと遣つる使きにけらし野べの雉子はとりやしつらむきみませとやりつるつかひきにけらしのべのきぎすはとりやしつらむ【通釈】お越しくださいと伝えに出した使い ... - 2022/10/03